ams、極めて小さい4mm2に集積したパワーマネジメントソリューションをウェアラブル端末向けに発表

バッテリ充電回路とマルチパワーレール、保護機能、I2Cインターフェースを搭載したマイクロPMIC AS3701

ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都品川区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、設置面積が極めて小さく、ウェアラブル端末などスペース制限のあるデバイスに最適な統合型パワーマネジメントユニットAS3701を発表しました。

AS3701は、低静止電流のマイクロPMIC(パワーマネジメントIC)です。複数の電源供給と省電力、バッテリ充電、保護およびスタートアップ機能が、わずか2mm×2mm×0.4mmというチップスケールパッケージ(WL-CSP)に組込んでいます。
電源システム設計者は、AS3701を使うことで、スマートウォッチやスポーツバンド、ウェアラブル医療端末、携帯用GPSユニット、携帯電話のような単一のリチウムイオン電池を使用する製品にて、省スペースかつ高度なパワーマネジメント機能を実現できます。

AS3701のマルチパワーレールには2つの200mA LDOと1つの500mAステップダウンDC-DCコンバータ、2つの(最大)40mAプログラマブル電流シンク回路を含んでいます。最大4MHzまでの高周波でスイッチする同期型ステップダウン(バック)コンバータは、小さなインダクタと10μFの出力キャパシタしか必要としません。